involute Σ (Bevel Gear Design)


　
  involute Σ (Bevel Gear Design)

　　


図2.1 involuteΣ(Bevel Gear Design)

2.1 概要

 involuteΣ(Bevel Gear Design)は, かさ歯車の寸法, 強度(金属, 樹脂), 歯形, 組立図, 軸荷重, すべり率, ヘルツ応力グラフ, 歯形応力解析, 歯当り跡, 測定データ出力等の機能があります. 

2.2 ソフトウエアの構成

 表2.1にソフトウエアの構成を示します. 

表2.1 ソフトウエアの構成

項　　目

ストレート

スパイラル
 <1> 歯車寸法        ○
 <2> 歯車かみあい図  ○
 <3> 組立図 ○
 <4> 歯形DXFファイル ○
 <5> 強度歯車計算(金属) ○
 <6> 強度歯車計算(樹脂) ○
 <7> 歯車精度 ○
 <8> 設計データ管理 ○
 <9> 歯形レンダリング ○
 <10>すべり率グラフ ◎
 <11>ヘルツ応力グラフ ◎
 <12>軸交差角(鋭角) ◎
 <13>３次元歯形座標 ◎
 <14>歯形IGESファイル* ◎
 <15>FEM解析用歯形IGES* ◎
 <16>組立誤差の設定 ◎
 <17>ボール高さ* ◎ ×
 <18>2D-FEM歯形応力* ◎
 <19>歯形測定データ* ◎
 <20>歯当り跡表示* ◎
 <21>STLファイル出力* ◎
 <22>軸交差角(鋭角) ◎
 <23>面取り形状 ◎
 <24>キックアウト ◎
 <25>最小歯数9枚 ◎

 ○標準ソフトウエアに含む 
 ◎オプションソフトウエア

 * <13>３次元歯形座標ソフトウエアが必要です. 

2.3 アイコンボタン

　アイコンは, [寸法][組図][歯形][レンダリング]など13種類あります. 

2.4 適用するかさ歯車の種類

　すぐばかさ歯車６種類, まがりばかさ歯車８種類のかさ歯車を計算することができます. 適用するかさ歯車の種類を図2.2に示します. 


図2.2 かさ歯車の種類

2.5 かさ歯車の寸法

　かさ歯車の種類を選択すると図2.3の寸法入力画面となります. モジュール, 歯数を入力することにより[TAB]キーで標準値が入力されます(数値変更可能). 軸角は, 90ﾟ以外にも対応し, 勾配歯, 等高歯も計算することができます. 
　図2.4の「修整諸元入力」で歯先修整や, クラウニングを設定することができ, 歯先円錐角, 歯底円錐角を任意に変更することができます. 


図2.3 寸法諸元入力画面


図2.4 修整諸元入力画面