5.歯車かみあいシミュレーションプログラム
測定した歯車データ群より歯車を選択し、かみあいシミュレーションをすることができます。シミュレーションプログラムの全体画面を図5.1に示します。
測定した歯車を指定し、その歯形形状を基本として回転伝達誤差(図5.2)、ワウ・フラッタ(回転変動率)(図5.3)、周波数解析(図5.4)をします。
回転伝達誤差をシミュレーションする場合、軸の変位(中心距離誤差、食い違い誤差)を与えて解析することができます。また、相手歯車をマスタギヤとして片歯面かみあい試験のシミュレーションを行い、片歯面誤差の評価をすることができます。図5.5の測定した歯車のピニオンとギヤのかみあいレンダリングは、角度を変えて観察することができます。

図5.1 シミュレーション画面
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図5.2 回転伝達誤差
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図5.3 ワウ・フラッタ
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図5.4 フーリエ解析 |

図5.5 歯形かみあいレンダリング |
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