図21.15 寿命結果 

21.6歯形レンダリング 
　図21.4で設定した歯幅方向および歯たけ方向分割数に基づいて歯形を解析し表示します。図21.16および図21.17に歯形レンダリングを示します。図21.18のコントロールフォームにより観察角度および図形の大きさを変更することができます。図21.19の歯形レンダリングは、図21.16に加工カッタを重ね合わせた図です。

図21.16 歯形レンダリング1

図21.17 歯形レンダリング2

図21.18 コントロールフォーム

図21.19 歯形レンダリング(カッタ表示) 

　ここで出力するハイポイドギヤの歯形は、歯切盤によって得られた歯形ではありません。両歯車の歯形は(1)〜(3)で決定しています。 
　(1) ギヤ(大歯車)を球面インボリュート歯形で出力
　　　します。 
　(2) 歯すじ曲線は、諸元設定の工具半径で決定しま
　　　す。 
　(3) ピニオン(小歯車)の歯形は、ピニオン軸にオフ
　　　セットを与 え、ギヤ歯形とかみ合うように歯
 　　形を決定しています。

 21.7 CADファイル 
　ピニオンとギヤの歯形は、DXFおよびIGESファイルで出力することができます。図21.20にファイル出力フォームを、図21.21および図21.22にCAD作図例を示します。

図21.20 ファイル出力

　　　
図21.21 CAD作図例 (IGES) 図21.22 CAD作図例(IGES)
(ピニオン)　　　　　　　 (ギヤ)

21.8その他
8.1 設計データの保存、読み込み
8.2 印刷(寸法、強度計算、組図)